ゆりゆりぐさ

要するにブログだな。

九州北部豪雨レポ

今月5日頃から、私の住まう地域で断続的に大雨が降っています。

おかげ様で私ゆりらの自宅は、何の被害も受けていません。ただ、自宅の裏の小さな川が氾濫し、一時そこら一帯が湖のようになりました。

特に降水量が多く甚大な被害が出た朝倉という所は、私の住まいから1kmほどしか離れていない、よく知っている対岸の隣町なので、報道で大変なことになっていると伝えられる度に絶句しています。

この記事を書いている今日は雨も小康状態で、ヘリが飛行する音がひっきりなしに聞こえています。二階の自室から朝倉方面の山を見ると、山崩れの跡がそこかしこに見えていて、いかにすごい雨だったか思い知らされます。

 

働き始めてからこうした災害は初めて経験したのですが、思わぬ形でその被害を痛感することになりました。

降り始めた日に店内の作業場の一部に水が入り込み、排水や掃除のために従業員みんなで駆け回る大騒ぎになりました。

その日は大雨を理由にいつもより早く閉店になりましたが、帰ろうとする時間帯に次々と避難指示やら川の氾濫危険水位越えなどの情報が入り続け、車で帰るのに相当ヒヤヒヤしていました。

そして前述のとおり自宅裏が湖と化していたため、自宅に帰りついても車を車庫に入れられず、空き地に止めさせていただいていました。

翌日なんとか安全を確認して出勤したものの、他の従業員さんの話題は「○○さんが大雨で道が通れなくて来られないらしい」とか「△△さん、実家の家族と連絡が取れなくなっているらしい」といったことで持ち切りでした。

自分の部門にも雨のために来られないパートさんがいたため、その方の代わりに休日出勤し(代休の予定無し)4日から昨日まで一週間出ずっぱりでした。身体がなんとなく重いです。

家が流されたという同期の女の子がいて、彼女は怪我も無かったようですが仕事を辞めざるをえなくなってしまったと聞きました。

高速道路が使えないために多くの車が一般道に集中しているので、しばらく渋滞に悩まされながら出退勤する日々が続きそうです。

最近、喪服のような礼装のお客様を見かける度に「ああ、もしかして今度の豪雨で家族や親戚の方を亡くされてしまったのかな。。。」と考えてしまいます。

 

被災地は山の中にある地区も多く、人命救助や支援の活動は難航しています。ヘリでの活動にも限界があります。一刻も早い道路や交通網の復旧が待たれます。

少しごちゃごちゃとしてしまいましたが、私の状況を伝えさせていただきました。

時々、晴れ間や青空が見えることもあります。元気です。

ノスタルレジア

一昨日、私の勤務先のスーパーで、レジの機械が新しくなりました。

聞くところによれば手間が軽減されて会計が早くなり、なおかつレジの台数が減るので人手のやりくりに余裕が出来るとのこと。

それに伴い、機械の入れ替え作業が行われました。

 

新しい機械を入れるためには、当然ですが古い機械を止めて出さなければいけません。

中のお金を全て回収し、最後の精算作業をさせていただきました。

一日を終える時に何度も何度もやってきたその作業を、その機械でやることはもう無くなるのです。

ふいに、途方もない寂しさを感じました。

実は私はレジの作業が大変苦手で、違算を出したり商品の登録を間違えたりして、その度に色々な人に迷惑をかけてきました。

なかなかミスが減らない自分が情けなくなると同時に、レジの機械をなんとなく恨めしく思うこともありました。

なのに。

来た時から相手をし続けたそれが、もうここから無くなると実感した瞬間、妙に名残惜しくて愛おしささえ感じてしまったほどなんです。可笑しな話ですが。

それでも夜のうちに入れ替えなければいけませんから、最後にレジを閉める作業をする間「お疲れさまでした。バイバイ」と心の中で機械に語りかけました。

そして「許されるなら、もっとゆっくり丁寧に閉めればよかった。。。」なんて考えてしまったのです。

機械の方は何も考えてないかもしれない。もしかしたら「さんざん厄介ごと起こしてくれたくせにwな~に言ってやがるwww」なんて嘲笑していたかもしれない。

それでも、私だけでもそう思ってあげられるなら。

少しは今までの激務の疲れが報われるだろうか。

 

憎たらしくてたまらないと思っていたはずの他者を、もう一度、あるいは初めてでも愛してあげられる可能性を持っているのが、私たち人間なんですよね。きっと。

たとえそれが、別れの間際のほんの一瞬だったとしても。

SEKAI NO OWARIの世界

ここ最近ゆっくり更新でスミマセン(>_<)

仕事やら自分の創作の合間合間にぼちぼちやっていますので、気長にお付き合いいただければ幸いです。

 

さてさて。本日は、私が今年に入って本格的に好きになったアーティスト、SEKAI NO OWARIのお話です。

Dragon Night」「RPG」などのヒット曲で知られる、男女4人組バンドですね。

大学時代に知り合った友人がカラオケで「炎と森のカーニバル」「スノーマジックファンタジー」などを歌っていたのを聞いて「なんだか、ファンタジックな世界観の曲がいっぱいなんだな~。いいな~」と思い、徐々に動画サイトでPV巡りなどをするようになっていきました。

そして、今年の春に初めてアルバムを買って聞いたのですが、とてつもない衝撃を受けました。

彼らの楽曲の中には私の最初のイメージを遥かに超える、現実に訴えかける奥深い世界が待ち受けていたのでした。

Tree(通常盤)

Tree(通常盤)

 

こちらのアルバムから、特に衝撃を受けた2曲について書かせていただきます。

●不自由とは何かを問う『マーメイドラプソディー』

アクアリウムの中で生きる人魚の目線で歌われた曲です。

彼女は自分に会いに来てくれる人間と心を通わせますが、周囲では「アクアリウムは彼女にとって不自由な所だ」「人魚を海に返すべきだ」といった声が上がり続けます。

それに対して人魚はこう言うのです。

ねえ、おしえてよ

「自由」はどんなものなの?

わたしは貴方が会いにきてくれる

「不自由」なこの場所が

とても好きだわ

 

ねえ、お願いよ

どうか押し付けないで

わたしは貴方が会いにきてくれる

「不自由」なこの場所が

とても好きだわ

 (歌詞:http://www.uta-net.com/song/177404/

大多数が可哀想だとか不幸だとか思うことを、当の本人たちが必ずしもそう感じていないこともあるのだと、この曲は訴えているのです。

価値観の押しつけ、決めつけの愚かしさを表した皮肉のようにも感じますね。

人魚は一体どうなってしまうのか。まるで一編の物語のような世界が描かれています。

 

●生きる強さと勇気にあふれる『銀河街の悪夢』

アルバムの曲名を見た時「ダークファンタジーっぽいのかな?」と思って飛びつき、最もすさまじい衝撃を受けました。

ファンタジーどころか、生きづらさに溢れた現代の現実世界そのものでした。

だって昨日も一昨日も変わろうとしてたけど

今日も僕は変われないまま今日がまた終わってく

日々変わりたいと思いながら変われない少年「僕」の苦悩が2番まで鬱々と歌われます。仕事が上手くこなせなくて、ただ疲れ果てるだけで一日を終える一時期の自分の姿そのもので、初めて聞いている時はドキドキしておりました。

しかし、その瞬間は唐突にやってきます。

そうさ誰のせいでもなくて僕の問題だから

僕のことは僕でしか変えることができないんだ

(以上2か所の歌詞:http://www.uta-net.com/song/158343/

どんなに周囲に不満を抱いても、変えられるのは自分だけ。自分が動けばきっと変わるんだ。「僕」の中に目覚めた強さと覚悟は、私にも勇気を与えてくれるのです。

仕事中もうひと頑張りしたい時、この辺りを脳内で再生しています。

 

彼らの楽曲について一部からは「何だいこんなファンタジーな……」という声もあるようですが、私は断じて、ただのファンタジーという名の子供だましなんかじゃないなと心から思いました。

彼らの紡ぎ出す世界観は、この現実世界で生きることの難しさと素晴らしさが輝き息づいている、本物のファンタジーなのです。

希望の風サティ 第6話「疑い」

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音楽郷(アニマ・トピア)にて、さらわれた王女様を探すことになったサティ。街の片隅で偶然出会った青年・ハンスは、街の人々から王女誘拐の疑いをかけられており、あろうことか彼の無実を証明しなければならなくなってしまった。。。

 

このマンガ「希望の風サティ」は、以前うごメモはてなという、はてなさんが任天堂のソフト「うごくメモ帳」と連携して提供していたサービスの中で、私が描いて公開していた同名のマンガを、リメイクしてお届けしているものです。

●これまでの『希望の風サティ』

 第1話  第2話  第3話  第4話  第5話

●キャラクター紹介

 魔法郷(マジェス・トピア)編   音楽郷(アニマ・トピア)編〈準備中〉

 

 

お待たせしました!どうにか完成です!

ちょうどゴールデンウィーク中に公開できて、ちょっと嬉しかったりします(*^▽^*)皆さまいかがお過ごしでしょうか?

本マンガが皆様の休日に花を添えられたなら幸いです☆

少し短かったですが、いよいよ音楽郷編の物語が大きく動き始めます……!

今回、後半で挿入された回想シーンを白黒で描きましたが、まさに先代のうごくメモ帳で描いていた時がほぼ全編白黒作画だったので、ちょっぴり懐かしい気持ちでした^^

カラーで描くようになってから、演出の違いも際立つようになりましたね♪

音楽郷編のキャラクター紹介記事はもうしばらくお待ちいただけると幸いです。実はまだ一切手が付けられていなかったりしますゴメンナサイ(>_<;)

 

ここまでおつきあいいただき、ありがとうございました!

熊本地震、忘れられた被災地を思う

1ヶ月ちょっと前にブログでお知らせさせてもらったとおり

2015年から個人的に始めさせていただいた「はてなブログに花は咲く」ですが、今年から取り上げる内容を少し変更し、私たちがふと忘れそうな災害や出来事に目を向けることにします。

マスメディアの報道の陰で忘れてしまいがちな、しかし忘れられてはならないことに目を向ける、ささやかでもそんなきっかけを作りたいと思ったのです。

その最初となる今年は、私がこの趣旨変更を思い立つきっかけとなった、熊本地震で被害を受けた大分のことを書かせていただきます。

 

それは昨年4月14日、そして16日と立て続けに熊本で最大震度7を観測するという、前例のない大地震でした。

日本全国から災害義援金やボランティア等、たくさんの支援が行われたと聞きます。

その一方で、大学時代に知り合った大分県出身の友人は「連日の報道が熊本に偏りすぎている!大分も大変な被害が出ているのに、このままでは忘れられてしまう……」と強く懸念していました。

実際、最新の災害情報によると(参考文献:「平成28年熊本地震」に伴う災害情報について(最終報)平成29年3月27日16時30分現在 )

大分県では住家・非住家合わせて9612棟の建物が全壊・半壊・一部損壊、更に人的被害も36人分あり、由布市では災害が原因となって3人の方が亡くなられました。

道路・河川・港湾、農林水産業関係も多大な被害を受け、3月時点で市町村道6件が未だ全線通行止規制中だそうです。

更に産業の要でもある観光への打撃も深刻でした。これは記事のために調べていて分かり驚いたのですが、自信がきっかけとなった宿泊のキャンセルが深刻なのは熊本よりも大分だったとのこと。

中には震災後すぐに営業を再開しても、また大きな揺れがきた時の安全性が確保できないとか、大量キャンセルによって収益が見込めなくなった等の理由で再休業する観光施設もあったようです。

hbol.jp

 

改めてこうして見ていくと、大分の被害もかなり深刻だったのだなと感じます。

熊本より被害規模は小さかったかもしれない。

それでも、最大震度6弱にもなる揺れは、どんなに怖かっただろう。家や家族、大切な人が傷つき失われた辛さはいかほどだったのだろう。いつも通りの生活水準を取り戻すまでにどれだけの苦労があったのだろう。

その気持ちは、きっと同じ。

熊本の人達よりはいいなんて、ましてや「我慢しろ、被災者ぶるな」なんて、そんなことは誰も言ってはいけない気がします。

 

 

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今年のイラストです。

長く見ていただいてる方は「あっ!」と思ったかもしれませんが、昨年のイラストからさらに続いているのです。

東日本大震災からの復興を願うことで生まれたあの祈りを、今度は日本や世界中の人々へと広げ羽ばたかせていきたい。そんな気持ちをこめて描きました。

どうか被災された全ての人が、また安らぎ笑える時が来ますように。

ブログ4周年か……ブログと自分の近況

1ヶ月以上ぶりの更新とあいなってしまいました。。。皆さまお元気でしょうか?

実は先日、4月1日をもちまして本ブログは4周年を迎えました!

 

この1年は仕事をしながらの更新となりました。

思い返すと、大学時代に更新していた時と色々変わったな~と思っています。

●更新頻度

大学時代は多い時で月に8回とか更新していたのですが、この1年は多くて月4回ぐらいに減ってしまいましたね。。。

今年に至っては月平均1~2回になってしまいました(;>_<;)

●記事の内容

学生時代は大学生活のこと、休日の様々なおでかけや体験の話、本や音楽やアートのこと、色々書いていたのですが。

働き出してからはどうしてもほとんど仕事と家の行き来、慣れないので疲れて休日は家でぐったりのんびり。

そして仕事のことは極力考えたくなくてテーマとして扱わず、結果ネットやらテレビやら時々ニュースのネタ等に偏ってしまった気がします。

お題スロットチャレンジなるものにも挑戦していましたが、後半は今思うと無理やり頑張って絞り出して書いていた感が否めないです。。。(_ _;)

スマホからブログが正常に見られない。。。

言い訳がましくなってしまうのを承知で書きますが、実は最近スマホはてなブログを見ようとすると、コメント欄やはてなスター、ダッシュボードへ行くリンクが表示されないんです。

「コメント読んだり書いたりして、交流したいのになぁ……」と思いながら、不便さを解決することもできずブログから遠ざかってしまいました。

ツイッターの影響も大きかった

行きついた先は2015年春から始めていたツイッター

少ない字数で発信できる手軽さと、最近増えてきた趣味の合うフォロワーさんとの交流に魅了され、毎日のようにそちらに潜伏していました。

絵もそちらに載せることがほとんどでしたし。

こればかりは反省です(;´Д`)

 

近頃はこんな調子のブログですが、それでもたまに「月間PVが100を越えました」という通知が来て「ブログもやるぞ~」とモチベーションになったりします。

この1年で仕事にも慣れてきて若干疲れにくくなってきたので、これからは色々とアンテナを伸ばして、また自分らしい記事が書けたらいいなと思っています!

お絵描きも好きなので、ブログで紹介する機会も増やしたいなぁ♪

なにとぞ、本年度もよろしくお願いいたします!

今年の「花は咲く」企画について

今日はいつもより手短になりますが、お知らせしたいことがあります。

私は昨年・一昨年と「はてなブログに花は咲く」と題して、3月11日に合わせて東日本大震災の被災地に思いを寄せる記事を書いてきましたが

yuriyurigusa.hatenablog.com

yuriyurigusa.hatenablog.com

今年から趣旨・内容を変えます。

どう変えるかというと、今まで私は東日本大震災で特に「被災地」と呼ばれて取り上げられる機会の多かった岩手・宮城・福島3県に目を向けていましたが、

今年からはそれ以外の、被災地として取り上げられる機会の少なかった地方に目を向けてみたり、震災の陰で忘れられそうな出来事を取り上げようと考えています。

 

こう思い立ったのには訳があります。

遡ること約10か月。熊本地方を震源とした大地震が起こり、このブログでも自分の状況について報告させていただいたことがありました。

yuriyurigusa.hatenablog.com

この地震では熊本地方が主に「被災地」として多く報道されていましたが、

大分に住む私の友人Oちゃんが「この地震では大分でも大変な被害が出ているのに、報道が熊本に偏っている!」と強い危機感を抱き、私にも「よかったらゆりらさんのブログで、大分の現状を伝えてほしい」と、お願いを受けました。

彼女の切迫した心情に触れた私はすぐに、当時の大分の現状を記事にまとめました。

yuriyurigusa.hatenablog.com

うまくまとめられているか不安もありましたが、彼女は大いに感謝してくれて、同時にこのようにコメントしてくれました↓

今回の地震のことだけでなく、災害のニュースではどうしても報道の偏りを感じてしまいます。阪神淡路大震災東日本大震災の裏では、ほとんど報道はされていないけど、大分のように大きな被害を受けた地域があるんだと思います。特に阪神淡路大震災の時などは、SNSというものがなかったですし、そもそも情報発信手段もそれほど発達していませんでしたから、テレビかラジオでしか情報を得るのがほとんどだったと思われます。
そのような状況で偏った報道があると…やはりほとんど報道されなかった被災地は見向きもされず、忘れられた被災地となっていったのではないでしょうか。
今は情報発信手段がこんなにも発達しているのですから、忘れられた被災地を作らないようにするのが私達に出来ることだと思います。ニュースで言っていないような「目に見えない出来事」をSNSやインターネットで発信していく事が大切な事ではないのかと思います。

この一件以来、私は「忘れられた被災地」に目を向けることの大切さを強く感じ、これこそ自分の使命なのかもしれないと思うようになりました。

なのでこれからの企画は名前をそのままに、そういった忘れられる可能性のあることに目を向けて記事を書いていくスタンスにして、

一方で花は咲くをイメージしたイラストは、なるべく描けるようにしたいと思います。

苦難や絶望から立ち上がる全ての人に、花が咲くことを願って。