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ゆりゆりぐさ

要するにブログだな。

小説「お昼寝宮 お散歩宮」を読んで

読み物

最近、谷山浩子さんの話が多くなった気がします。曲イメージのうごメモ作品も作ったし。

ゴメンなさいね。これからも語ります Σ(((゜Д゜)

そんなシンガーソングライターの谷山さん、実は小説もいくつかお書きになっているのです!先日、その中の一冊を幸運にも読むことができました♪(図書館にリクエストを出したら、入荷しました。)

タイトルは「お昼寝宮 お散歩宮」といいます。1988年にサンリオから単行本が出版され、その後文庫本になったのです。私が読んだのは文庫版ですが、内容は一緒ですね。(当たり前か)

 

主人公は、ネムコという女の子。ある夜、ずっと憧れていた男の子・サカモトくんから借りた「ものすごくつまらない本」を読んでいたところ、小さな男の子が突然家を訪ねてきます。男の子を追いかけて、不思議な時間の世界にやってきたネムコは、そこで悪事を働く悪魔トトポを追いかけるため、お昼寝をして、夢の世界を大冒険する……。

ストーリーは以上のような感じだと思います。なんだか始まり方が「不思議の国のアリス」に似ている気がしました。

ストーリーもですが、私がこの小説で印象に残ったのは、やはり夢の描写でしょうか。

全部で6~7つぐらいの夢の世界が描かれているのですが、どれも夢ならではの突飛さ・シュールさが強く感じられて、さすが幻想的な世界の楽曲に定評がある谷山さん!(そう思っているのは私だけかもしれないが…)という感じでした。

夢の中で何か痛いことが起きても全然痛くなかったり、突然今まで見ていた所と全く違う場面に移り変わったり…なんて経験はありませんか?その辺りの描き方も秀逸なんです。

特に強く印象に残ったのは、夢の奥底へ続く世界です。真っ暗闇の世界を、わずかに銀色に光る川が低い所から高い所へと流れているんです。川の源(一番低い所)は谷になってて、谷底の湖からいくつもの滝が上へ上へと流れて行くのです。

考えただけでなんだかドキドキして、絵に描きたくなってしまいます!

もっとすごいのは谷山さん曰く、源の湖から別の滝をたどって上って行くと、谷山さんが考えている別の作品の世界に行けるらしいのです。(サンリオ版あとがきより。谷山さんはそう思っているらしい)

実は私も昔はそんな感じで、自分が思いつく色々な物語の世界へと続く、ターミナルのような世界を自分の中に持っていたものです。最近は留守にしがちなのですが、それをふと思い出させてくれました。

あ~、その話だけで一記事書けそうな気がしてきた(笑。

 

もし機会があれば、皆さんも読めるといいな。文章も児童向けファンタジー位の易しい文章で、サクサク読みやすい感じでしたし!

手に入ったとしても古本で、ということになるかもしれないですが(汗)

 

YouTubeに、アルバム「お昼寝宮 お散歩宮」に収録してある、小説のイメージソング集の動画がありました。

http://www.youtube.com/watch?v=2lB9mmwSEfc

断片的ですが、物語の雰囲気だけでも掴めるのではないかと思います。

※二曲目の「第2の夢・骨の駅」(3:50~8:30)は雰囲気が相当怖いです。苦手な方は飛ばした方が良いかも…。

 

 ー☆おまけ☆ー

先週、電車で帰宅中に車窓から見えた夕焼けが、それこそ夢のように綺麗だったので、色鉛筆で描いてみました。

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写真も良いけど、自分で色鉛筆で描いた方がイメージに近い仕上がりになるから、良いなぁ。。。

でも、絵をカメラで撮るんじゃなくて、スキャナーで取り込んで綺麗に表示できたら一番良いのに!

という、愚痴でした…^^;