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ゆりゆりぐさ

要するにブログだな。

夏目漱石「夢十夜」を読んで

今年も残すところ、あと362日となりました(笑。

皆様は、もう初夢はご覧になったでしょうか?

今回はその「夢」にちなんで、私が去年からハマっている日本の文学作品について書いてみたいと思います。

夢十夜

夢十夜

 

 夏目漱石と言えば「坊っちゃん」とか「吾輩は猫である」とか、有名作品を挙げ出すとキリがない、日本を代表する文豪の1人ですね。

夢十夜は、朝日新聞で1908年7月25日~8月5日に連載された小説。10の不思議な夢を見る主人公の姿を描いたもので「こんな夢を見た。」という書き出しが有名です。(Wikipedia参照)

 

日本の文学作品にハマったのは、中学時代に読んで大笑いした「東海道中膝栗毛」以来かもしれません。

大学の教養科目の中に「日本文学」という物がありまして、その授業で夏目漱石について学ぶ中で、この作品のあらすじを知って興味を持った、という次第です。

私がこの小説に惚れ込んだ最大の理由が、夢の描写のすごさですかね。「夢の世界における写実性」とでも言いましょうか。夢というとぼんやりした物のイメージですが、夢十夜はその不可解な世界が、まるで本当の世界のような力を持って描かれているので、それに強く惹かれました。

現実で突飛なことが起こると、驚いたり混乱したりするのが普通でしょうが、夢の中だと何故かすんなり状況や理由を理解している自分がいる。ほんの一瞬のうちに、夢の世界における時間が一気に進んでいる。そういう夢ならではの現象を巧みに描ける辺り、さすが文豪、という感じですね。

2013年(もう一昨年か?!)に書いた、谷山浩子さんの「お昼寝宮お散歩宮」という作品も好きなのですが、子どものような無邪気さを含んだ谷山さんの描く夢の世界とはまた違う、少しブキミで崇高な夏目漱石のそれも良いもんですね。

私ってば夢に関する作品が好きなのかなぁ…?同じこと書いてら。。。(^^;)

 

この夢十夜青空文庫という、著作権の切れた文学作品が読めるサイトでも読めますので、リンク貼っておきますね↓

図書カード:夢十夜

「いますぐXHTML版で読む」という所をクリックすると、第一夜から全部読めます。

 

 

 ―☆おまけ☆―

長らく放置気味だった小説用サブブログ「ゆりら文庫」にて、新連載始めました!

ズバリ「もしも私が夢十夜を書いたら」!

ブログのサイドバー、もしくは文中のリンクからどうぞ。