ゆりゆりぐさ

要するにブログだな。

SEKAI NO OWARIの世界

ここ最近ゆっくり更新でスミマセン(>_<)

仕事やら自分の創作の合間合間にぼちぼちやっていますので、気長にお付き合いいただければ幸いです。

 

さてさて。本日は、私が今年に入って本格的に好きになったアーティスト、SEKAI NO OWARIのお話です。

Dragon Night」「RPG」などのヒット曲で知られる、男女4人組バンドですね。

大学時代に知り合った友人がカラオケで「炎と森のカーニバル」「スノーマジックファンタジー」などを歌っていたのを聞いて「なんだか、ファンタジックな世界観の曲がいっぱいなんだな~。いいな~」と思い、徐々に動画サイトでPV巡りなどをするようになっていきました。

そして、今年の春に初めてアルバムを買って聞いたのですが、とてつもない衝撃を受けました。

彼らの楽曲の中には私の最初のイメージを遥かに超える、現実に訴えかける奥深い世界が待ち受けていたのでした。

Tree(通常盤)

Tree(通常盤)

 

こちらのアルバムから、特に衝撃を受けた2曲について書かせていただきます。

●不自由とは何かを問う『マーメイドラプソディー』

アクアリウムの中で生きる人魚の目線で歌われた曲です。

彼女は自分に会いに来てくれる人間と心を通わせますが、周囲では「アクアリウムは彼女にとって不自由な所だ」「人魚を海に返すべきだ」といった声が上がり続けます。

それに対して人魚はこう言うのです。

ねえ、おしえてよ

「自由」はどんなものなの?

わたしは貴方が会いにきてくれる

「不自由」なこの場所が

とても好きだわ

 

ねえ、お願いよ

どうか押し付けないで

わたしは貴方が会いにきてくれる

「不自由」なこの場所が

とても好きだわ

 (歌詞:http://www.uta-net.com/song/177404/

大多数が可哀想だとか不幸だとか思うことを、当の本人たちが必ずしもそう感じていないこともあるのだと、この曲は訴えているのです。

価値観の押しつけ、決めつけの愚かしさを表した皮肉のようにも感じますね。

人魚は一体どうなってしまうのか。まるで一編の物語のような世界が描かれています。

 

●生きる強さと勇気にあふれる『銀河街の悪夢』

アルバムの曲名を見た時「ダークファンタジーっぽいのかな?」と思って飛びつき、最もすさまじい衝撃を受けました。

ファンタジーどころか、生きづらさに溢れた現代の現実世界そのものでした。

だって昨日も一昨日も変わろうとしてたけど

今日も僕は変われないまま今日がまた終わってく

日々変わりたいと思いながら変われない少年「僕」の苦悩が2番まで鬱々と歌われます。仕事が上手くこなせなくて、ただ疲れ果てるだけで一日を終える一時期の自分の姿そのもので、初めて聞いている時はドキドキしておりました。

しかし、その瞬間は唐突にやってきます。

そうさ誰のせいでもなくて僕の問題だから

僕のことは僕でしか変えることができないんだ

(以上2か所の歌詞:http://www.uta-net.com/song/158343/

どんなに周囲に不満を抱いても、変えられるのは自分だけ。自分が動けばきっと変わるんだ。「僕」の中に目覚めた強さと覚悟は、私にも勇気を与えてくれるのです。

仕事中もうひと頑張りしたい時、この辺りを脳内で再生しています。

 

彼らの楽曲について一部からは「何だいこんなファンタジーな……」という声もあるようですが、私は断じて、ただのファンタジーという名の子供だましなんかじゃないなと心から思いました。

彼らの紡ぎ出す世界観は、この現実世界で生きることの難しさと素晴らしさが輝き息づいている、本物のファンタジーなのです。