ゆりゆりぐさ

要するにブログだな。

還暦の母

先月、といってもほんの数日前ですが、母が誕生日を迎えました。

60歳。還暦です。

いつも元気に働いている母がそんな年齢を迎えるのは、なんとなく遠い未来の話のように感じていた自分がいましたが、遂にその時がおとずれたのです。

 

母が私や兄を産んだのは30歳を過ぎてからのことで、同世代の人たちに比べると少しだけ高齢なのです。

改めてそれに気づいたと、母に打ち明けてみると

「そうだよ。若い人は20歳ぐらいで子ども産んだりするんだから。アンタと同世代の子のお母さんでも、若い人は45歳ぐらいだったりするのよ」

と話してくれ、直後に「悪かったね?(笑)」とおどけてみせるのです。

ということは……

"その時"が訪れるのが、もしかしたらその分他の同世代の人達よりも早いかもしれないということなんですよね。

ただでさえ仕事は大変なのに、離婚も経験し、私や兄のことでずいぶん迷惑をかけたのに、それでも悲しんだり落ち込んだりしている姿を見せたことはない母。

私が出来る最大のことといえば……

やっぱり、ちゃんとした一人前の人間であること。

何事も親に頼りっぱなしにしない、恥ずかしくない自分にならなくちゃ。

 

そんな母が、幼い私の色々なお祝いのたびに買って来てくれたのは、ケーキ。

誕生日当日、仕事が終わったあと、まだ営業しているケーキ屋さんはないかと探して、母の好きそうなケーキを悩みながら選び、買って帰りました。

それは幼い頃に自分がしてもらったことの真似ではあるけれど、

「母さん……、ハッピーバースデイ!」

幼い頃のお返しが、少しでもできたでしょうか。